「MetaMask(メタマスク)ってなんなの?」
「NFTを買おうと思ったら、MetaMask(メタマスク)が必要ってどういうこと?」
「メタマスクを作るのって難しいのかな?」
MetaMask(メタマスク)は誰でも無料で作れます。
初心者でもわかるよう画像付きで解説するので、カンタンに設定できるよ。
- MetaMask(メタマスク)とは何か。
- MetaMask(メタマスク)の作成手順。
- MetaMask(メタマスク)を使ってNFTを買う手順
- MetaMask(メタマスク)を使う上での注意点
MetaMask(メタマスク)とは、Web上のウォレットのこと
MetaMask(メタマスク)とは、ConsenSysという会社が開発・運営しているWebウォレットのこと。
(メタマスクにはスマホアプリもある)
メタマスクは2016年9月に公開されてから、世界中で1000万以上ダウンロードされています。
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアムやイーサリアム系のトークン・NFTの保管や売買に必要なウォレットのこと。
海外のプラットフォームですが日本語対応もしていて、誰でも無料で利用できます。
ブラウザ上にあるWebウォレットのひとつで、ただのお財布ではなくたくさんの機能があります。
具体的な説明に入るまえに、ウォレットについて理解しておきましょう。
ウォレットとは
メタマスクを知る前に、仮想通貨のウォレットについて理解しておく必要があります。
仮想通貨ウォレットは、要は仮想通貨を入れるお財布です。(そのままですね)
ウォレットにはいくつか種類があり、興味のある方はこちらの関連記事をあわせてお読み下さい。
仮想通貨を購入する際に、仮想通貨取引所に口座を開設をします。
口座をつくると、仮想通貨取引所内に自分のウォレットを持つことになります。
ここまでは、銀行に口座を持つのと同じなのでわかりますね。
ではMetaMask(メタマスク)とはなんなのでしょうか?
MetaMask(メタマスク)で出来ること
メタマスクでは次のようなことができます。
- イーサリアムやイーサリアム系の通貨やNFTの保管と取引
- 複数のメタマスクのアカウントが作成可能(取引用と保管用など)
- ブロックチェーンゲームの決済や、NFT売却代金の受領など
- 外部サービスとの連携
- メタマスク内で仮想通貨の購入やスワップ(他の通貨との交換)
- ガス代の設定を自分で行える
できることをつらつら書きましたが、初心者のことはなんのことかまだわかりませんよね。
ガス代というのは、イーサリアムチェーン上でサービスを利用する際の手数料と思って下さい。
高速道路を使うときに料金を払うようなものです。
イーサリアムのガス代以下のリンクで確認できます。
ガス代には一応の目安がありますので参考までに
- 低速:20Gwei
- 平均:22Gwei
- 高速:26Gwei
Gweiはガス代の単位「1Gwei=0.000000001ETH」
なぜガス代の設定ができるかというと、イーサリアムでは1秒間に処理できる承認量が決まっています。
混雑しているとガス代を多く払った人から優先的に処理がされるためです。
MetaMask(メタマスク)の2つのデメリット
とても便利なMetaMask(メタマスク)ですが、デメリットもあります。
- イーサリアム系のチェーンしか利用できない(ビットコインは不可)
- 利用できるブラウザに制限がある
MetaMask(メタマスク)で利用できるブロックチェーンは以下の通りです。
- Avalanche
- BSC(バイナンススマートチェーン)
- Ethereum(イーサリアム)
- Fantom
- Harmony
- HECO Chain
- KCC
- OKEx Chain
- Polygon(MATIC)
- xDai
この辺は常に更新がされているので、最新の情報を確認して下さい。
MetaMask(メタマスク)はブラウザの拡張機能で、以下のブラウザで対応でしてます。
- Google Chrome
- Fire Fox
- Opera
- Brave
MetaMask(メタマスク)を利用する5つのメリット
次はMetaMask(メタマスク)を利用するメリットを確認しましょう。
- イーサリアムやイーサリアム系のトークンをまとめて管理できる
- ブロックチェーンゲームに連携して利用できる
- 手数料を自分で設定できる
- DeFi関連のサービスを利用できる
- トークンのスワップができる
- 海外の送金でも早い
スワップとは仮想通貨を他の仮想通貨へ両替することです。
スワップすることにより、国内の取引所で扱っていない仮想通貨を手に入れられます。
また送金の早さもメリットですね。法定通貨の場合、海外に送金するには数日かかりますよね。
そればブロックチェーンの技術であれば、ほんの数分で送金が完了します。これは便利です。
MetaMask(メタマスク)のダウンロードとアカウントの作成
前置きが長くなりましたが、ここからMetaMask(メタマスク)をダウンロードして初期設定をしていきましょう。
メタマスクには詐欺サイトも多いので、必ず正しいアドレスを覚えておきましょう。
正しいリンクを貼っておきます。ブクマして下さい。
MetaMask(メタマスク)公式URL:https://metamask.io/
Chromeに追加をクリック
「拡張機能を追加」をクリック
「開始」をクリック
「同意する」をクリック
「ウォレットを作成」をクリック
「パスワード」を入力して、「作成」をクリック。
MetaMask(メタマスク)にログインする際に使うので、忘れないように気をつけましょう。
シークレットリカバリーフレーズの短い動画を見て、「次へ」をクリック。
「秘密の鍵を表示するには、ここをクリックします」をクリック。
秘密の鍵(シークレットリカバリーフレーズ)は、12個の英単語で構成されたパスワードのようなものです。自分以外に使うことは絶対にないので、入力を求められたら100%詐欺です。教えた時点でメタマスクの中身は抜き取られます。
秘密の鍵はパソコン上に保管せず、紙に書いて物理的に保管しておきます。
データで残しておくと、PCがハッキングされたときに秘密の鍵も流出し被害を受けることに。
「いまどき紙とか、わけワカメ」とか言ってる場合ではないので紙に書いておきましょう。
秘密の鍵(シークレットリカバリーフレーズ)を順番通りに選び、確認をクリック。
「すべて完了」をクリックします。お疲れさまでした。
MetaMask(メタマスク)の画面が表示されたら完了です。
ウォレットアドレスは画面上部に表示されるます。
右側のメモのマークをクリックするとコピーできるので、自分のウォレットに送金する際やNFTを他の人から譲り受ける(エアドロップ)される際に利用します。
ウォレットアドレスは他の人に教えても大丈夫です。
くどいようですが、「秘密の鍵(シークレットリカバリーフレーズ)」だけは、絶対に誰にも教えてはいけません。
MetaMask(メタマスク)の使い方
MetaMask(メタマスク)を作成したら、使い方を覚えましょう。
メタマスクは3つのステップで利用します。
- 仮想通貨取引所で仮想通貨(イーサリアム系)を購入する
- MetaMask(メタマスク)へ仮想通貨を送金する
- 各種サービスへメタマスクを連携し購入する
仮想通貨取引所で仮想通貨(イーサリアム系)を購入する
まずは仮想通貨のイーサリムを購入しましょう。
おすすめの取引所ですが、はじめての方はCoincheck(コインチェック)が使いやすい。
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MetaMask(メタマスク)へイーサリアムを送金する
イーサリアムが準備できたら、メタマスクへ送金をしていきます。
まずはMetaMask(メタマスク)を開きましょう。
- メタマスクを開く
- ネットワーク名を確認する
- アドレス右のコピーボタンをタップ
- コピーしたアドレスを取引所の送付先へ貼り付け
- あとは送金すればOK
この仮想通貨送金際の注意点は2つあります
- 必ずアドレスはコピペする
- 最初は少額を送って試す
仮想通貨で送付ミスをすると、絶対に帰ってきません。
これが銀行との一番の違いです。
一度送金に成功したアドレスは記憶されるので、初回だけ慎重に行いましょう。
できれば最初から全額送らないで、手数料がかかっても少額で試すことをおすすめします
MetaMask(メタマスク)に関するQ&A
- 取引所のウォレットは、OpenSea(オープンシー)と連携できないの?
-
取引所のウォレットでは、OpenSea(オープンシー)と連携出来ません。
- 秘密鍵(シークレットリカバリーフレーズ)を忘れた場合どうなるの?
-
秘密鍵は忘れてしまと絶対に復旧出来ません。厳重に管理しましょう。
- 秘密鍵(シークレットリカバリーフレーズ)はどんな時に使うの?
-
PCを買い替えたときや、複数のデバイスで利用するときに入力します。
それ以外で入力を求められたらそれは詐欺サイトです。 - 購入したNFTが見れないどうするの?
-
PC版のメタマスクの場合は、OpenSea(オープンシー)と連携すると見れます。
スマホ版のメタマスクは単独で画像が確認できます。
まとめ
メタマスクのことをネットで質問すると、世界中の詐欺からDMが届くので注意しましょう。
NFTとかの購入であれば、それぞれディスコードのコミュニティがあります。
先にそちらに入ると大抵は初心者部屋があって丁寧に教えてくれますよ。
あとはDYOR(自分でググって調べる)ようにしましょう。
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