登録販売者になったら知っておきたい関連販売のテクニック【パートⅠ】

登録販売者になったら知っておきたい関連販売のテクニック【パートⅠ】

登録販売者
薬業界30年のけんぼう
薬業界30年のけんぼう

今回は登録販売者になったら

知っておきたい関連品の販売テクニックを教えます。

年々競争が激化するドラッグストア業界にとって、
接客力」は差別化の大きな柱です。

登録販売者の資格をとってから本当に人に役にたつ
レベルになるまで実務的な勉強が必要です。

そこで今回は接客で「関連販売」が出来る登録販売者を
目指して頂ける記事を作成しました。

こちらの記事を読んで関連販売が成功すると、
お客様の体の不調がより早く改善し信頼度がアップします。


また関連販売により店の売上・利益にも貢献し、
登録販売者としてのあなたの評価が高まります。

関連品を販売するための前提

まず関連品を販売する上での前提をご説明します。

それはくすりの説明だけでなく一般療法を
接客時に入れることです。

「一般療法」の中に関連品の余地が生まれる

一般療法の説明を入れることにより、
関連品の商材を違和感なく紹介することが出来ます。

その際に説明する順番にコツがあります。

どういう順番で説明するかは、
次の文章をお読み下さい。

接客をする際に一般療法を説明する

説明の順番をくすりの説明をしたあとに関連品の
説明をしようとすると押し売り感が出て成功しません。

少しまどろっこしく感じるかも知れませんが、
丁寧に次に手順に沿ってすすめていきます。

一般療法を交えた説明の手順

  1. 誰の症状か確認
  2. どんな症状があるか
  3. 症状が出たのはいつからか
  4. どの症状が一番つらいか
  5. 病気の推察をする(診断は出来ない)
  6. 一般療法を伝える(さりげなく関連品を紹介)
  7. くすりの説明
  8. 服用法と注意点
  9. 最後に関連品が必要か確認
  10. 販売完了

一般療法とはかぜなら、

「体を冷やさないように」とか
「いつもより少し早く寝て休息をとって下さい」

といったことです。

商品の場所を聞かれてご案内するときに会話してますか?

店で仕事をしていると商品の場所をよく聞かれます。

商品の場所を聞かれたときがお客様と会話をするチャンスです。

決して品出ししてるのに、「時間とられた・・・」
なんてつまらない考えは捨てて下さい。

普段どうされてますか、
「〇〇ですね、ご案内いたします」といって
無言で売場をご案内しているなら大変な機会ロスをしています。

通路を移動している最中に、
「いつもお使いになっているんですか・・・」
「どうされましたか・・・」

とかお客様と会話をしながら移動するようにしましょう。

会話の中からきっかけを見つけられるように
なったらあなたの販売力はケタ違いに向上します。

僕は新人のころに経営者の方から教わったのは
薬用の歯磨き粉の場所を効かれてから
ビタミンCの販売までのつなぎ方でした。

40代以降になると歯周病で歯茎から出血する
方が多くなります。

薬用歯磨き粉の場所を聞かれたら、
ご案内する途中で会話をしてビタミンCの必要性を
説明し一緒に販売するというものです。

実際に何個もそうして販売をしてきました。

これは安いものから高いものへの関連販売なので
ハードルは高いのですが慣れると出来るようになります。

次からはもうすこし一般的な例を見ていきましょう。

総合感冒薬と関連品

店頭で接客をしていて多いのは
なんといっても総合感冒薬です。

コロナで対策でかぜを引く人も減ってはいますが
それでも売上にしめる割合は一番おおきい分野です。

かぜと言えばまっさきに思いつくのは、
栄養剤かと思います。

風邪と言えば栄養剤

総合感冒薬とセットで販売するのが、
栄養ドリンクですね。

特にノンカフェインものがお勧めしやすいです。

その際には単純なタウリン系のドリンクよりも
生薬を配合したドリンクの方が効き目も高く
各企業推奨品があるかと思います。

こちらの記事でPB品は割愛して、
NB品でこのようなドリンクをおすすめします。

効能・効果

発熱性消耗性疾患・病中病後・肉体疲労・胃腸障害・妊娠授乳期・栄養障害などの場合の栄養補給、虚弱体質、滋養強壮。

用法・容量

15才以上1回1びん(20mL)を1日3回服用。

成分

(1びん20mL中)
カンゾウ(甘草)エキス 300mg(原生薬換算量 1,500mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 5mg、オロチン酸コリン 35mg、パンテノール 20mg、タウリン 200mg
添加物としてアルコール、クエン酸Na、パラベン、プロピレングリコール、カラメル、チンピチンキ、白糖を含有します。

またせっかちな方は3回も飲むのは面倒とい方もいます。

1本で飲み切りにしたい場合は、
次のいずれかをおすすめしましょう。

ユンケルブランドからは、
ノンカフェインのDCFがかぜ薬との相性がいいです。

大正製薬からはゼナジンジャーという
しょうがエキスが入ったドリンクがあります。

からだを温めてくれるので発熱時におすすめです。

のど痛みから関連させる

かぜで熱が出ていない場合でも
のどの痛みは不快感が強いものです。

関連品としては「のど飴」や「トローチ剤」、
「うがい薬」などをご紹介しましょう。

その際は出来るだけ自然に

お手持ちにあるので結構ですが、うがい薬でうがいして下さい」

こんな感じで伝えます。

たいていはお手持ちにはないですから
気づいて購入してもらえます。

のどの痛みが強ければアズレンを含んだローチ剤を併用します。

アズレンは粘膜の修復を助けてくれます。

比較的軽症でのどの乾燥やいがらっぽさを防ぐなら
健康のどあめをおすすめしましょう。

龍角散のど飴はハーブの働きで、
のどの不快感を軽減してくれます。

寒気を感じてる方には体をあっためる方法

発熱をして寒気を感じてるような方には、
体を冷やさないようにカウンセリングします。

特にかぜのときには体をあたためる
しょうが湯をおすすめします。

飲み方はコップ一杯(約100ml)に
お湯をそそぐだけで簡単に作れます。

花粉症は関連品の宝庫

今や4人に1人は花粉症という国民的な
疾患になったのが花粉症です。

春のスギ花粉と秋のブタクサで悩まされている人が
多いのではないでしょうか。

花粉症はくすりだけとっても、
「目薬」+「内服鼻炎薬」+「点鼻薬」と

3つも関連しマスクやメガネ・保湿ティッシュなど
関連品が多数存在します。

あなたがすすめなくても、
どこかでは買うわけですから遠慮せず紹介しましょう。

この記事ではあたりまえの医薬品は割愛して、
考えられる関連品を見て行きましょう。

乳酸菌製剤を組み合わせて免疫力をアップ

最近特に注目されているのが「腸内フローラ」という言葉です。

フローラとはお花畑という意味で、腸内細菌を顕微鏡で見た様子が
お花畑のように見えるというところから由来しています。

なかでもキリンが数ある乳酸菌のなかでも、
KW3110株という乳酸菌を発見し、「アトピー性皮膚炎」や「花粉症」に
効果を発揮する可能性があることを発表している。

花粉症は外部から体に侵入うすることによって
起きる反応です。

そもそも外部からくるのであれば、
どうぐを使ってブロックする方法もあります。

花粉を物理的に防ぐ方法

花粉を物理的に防ぐ方法は
大きく2つあります。

  1. 花粉用メガネで目からの侵入を防ぐ
  2. 花粉用マスクで鼻や口からの侵入を防ぐ

本格的なシーズンになると決まって品切れしてしまうので、
2月など在庫があるうちに購入をおすすめしましょう。

肝心のトップシーズンには売り切れの可能性があることを
しっかり伝えておくことです。

続いてはマスクです。

マスクも花粉用のものを進める

コロナの影響でマスクはほぼ全員がしていますが、
ウレタンマスクなどよりも不織布の方が効果は高いです。

花粉用の性能の良い不織布マスクが必要なことを
理解してもうよう説明することがポイント。

筋肉痛・関節痛薬との関連品

筋肉痛や・関節痛みでのファーストチョイスは
外用の消炎鎮痛剤です。

「フェイタス」や「ロキソニンパップ」は今でも
よく売れていると思います。

外用の消炎鎮痛剤との関連販売はいくつかありますが
成功率が高いのが内服薬を組み合わせることです。

内服と外用薬で中と外から攻める

慢性の腰痛などの場合にあは、
活性型のB12配合のビタミン剤などをすすめる。

腰痛持ちなどで長くシップ剤を使っているが
飲み薬は使ってない場合。

外からだけでなく内側からも治療するよう
すすめてみましょう。

特にナボリンSは慢性の腰痛や
肩こりともなう「しびれ」を感じる方におすすめです。

筋肉のこわばりによって傷ついた末梢神経を
活性型のB12が修復し、痛みやしびれを緩和します。

慢性のひざの痛みにはコンドロイチン

ひざの関節部分は軟骨によって保護されています

しかし長年のひざの酷使によって軟骨がすり減り、
クッション機能の不足でひざの痛みを起こすことがあります。

そうしたときに有効なのがコンドロイチンです。

すり減った軟骨を修復し根本から回復をさせます。

ただし軟骨を回復させるのには、
時間がかかるのでシップ薬と併用します。

入浴と入浴剤で体の疲労をとることをすすめる

入浴をシャワーだけですませることが多いものです。

しかし体の「疲労」や「コリ」を訴える方には、
週に1回でもいいのでお湯をはって体を休めてもらう
提案をしましょう。

入力による血行促進の効果は誰でもが
知っているところです。

ただし店頭には様々な入浴剤があり、
どれがいいかはお客様にはわかりません。

登録販売者がおすすめする薬用入浴剤を
いくつかご案内します。

少々高いものもあるので、お客様のご予算にあわせて
選んであげましょう。

「クナイプ」はドイツで誕生したハーブ系入浴剤です。

創始者のセバスチャン・クナイプのホリスティック理論
にもとづき開発された商品です。

ホリスティック理論とは、人を全体的にとらえ自然治癒力を高める
といった考え方です。

日本製での代表は株式会社バスクリンから
発売されている「きき湯」シリーズです。

クナイプに比べると手ごろな価格で、
推奨している企業が多いのも特徴です。

「きき湯」シリーズのなかで、
温浴効果をたかめて肩こり・腰痛を楽にするのは、
緑の「硫酸マグネシウム」です。

入浴時間については疲労回復の場合と、
乾燥肌で悩んでいる場合では逆になります。

40度程度のぬるめの入力は共通していていますが、
疲労回復なら15分~20分程長めにつかります。

乾燥肌の悩みがある場合は10分以内にしてもらいましょう。

長くつかりすぎると乾燥肌の上がってから
乾燥しやすくなります。

まとめ

以上が登録販売者が接客に時におすすめしたい
関連商品になります。

登録販売者の仕事は範囲が広く
接客だけをしていられません。

店内でご案内をするときや、
レジでも会話する機会を見つけましょう。


そしてプラス一品をご紹介しましょう。

選んだ商品が適格であれば、
「売りつけられた」とは思われません。

むしろ「いい商品を教えてもらった」と感謝してもらえます。

必要以上に遠慮をせず商品紹介に努めて下さい。

こちらの記事が少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。

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