登録販売者試験対策 | 成分名が「頭に入らない」を解決する7つの方法

登録販売者の試験勉強ってカタカナが多くて大変じゃないですか?
「こんなの頭に入らない」って誰でもが通る道です。

覚えればいいだけなのですが、
クスリの成分名のカタカナが覚えにくい。

自分も初めて覚えた長い薬品名だと、
「メチルメチオニンスルホニウムクロライド」というのがあります。

最初見たときは「これ無理じゃね?」と思いました。

ただよく見ると、
「メチルーメチオニンースルホニウムークロライド」
こんな風にバラすと覚えられたんですね。

このやっかいなカタカナ対策を、7つの方法にわけてお伝えします。

全部やる必要はないです。

自分に合うところを選んで取り入れてみて下さい。

やみくもに頑張るより効率よく暗記できるはずです。

この記事を書いた人はこんな人

  • 現役の登録販売者でドラッグストア歴30年
  • 栄養情報提供者(NR)認定
  • 衛生管理者一種
  • メンタルケア心理士
  • ヘルスケアアドバイザー
目次

「頭に入らない」を解決する7つの方法

こんなことを感じていませんか?

・「暗記はちょっと苦手だな」

・「もうちょっと若ければ・・・」

・「時間がないので一発で合格したい」

僕自身も「メンタルケア心理士」は49歳の時に合格しました。

ですから大人の試験勉強のつらさはよくわかります。

ただ試験対策に限って言えばちょっとしたコツがあります。
これから順番に解説をしていきますね。

方法① 一度に覚えず7割くらい分かったら進んでから繰り返す

引用元 心理学(New Liberal Arts Selection)2009及びEbbinghausから作成

上の図は心理学者のエビングハウスが行った実験です。

内容は無意味なつづりを暗記した場合の記憶力の推移を表したグラフです。

クスリの成分名には本来意味があるものも多いのです。

しかしギリシャ語由来のものが多く、初学の人にとっては無意味なカタカナの羅列にしか見えません。

だから覚えにくく、記憶の実験結果のようになります。

ですから対策としては

忘れることを前提に取り組む

基礎がないのですから「どうせ忘れる」くらいに構えます。

最初から全部覚えようとしないことが大事です。

では具体的にどうするのがいいかというと、

短期記憶は忘れやすいので長期記憶に移行する必要があります。

短期記憶→長期記憶に移行する方法

  • 夜に勉強→睡眠→朝は夜の復習
  • 上のサイクルを数回まわす。

わかりますか?なぜ逆の「朝勉強→夜」ではダメなのか。

それは睡眠と記憶には関係があるからです。

こんな実験結果があります。

参照元 メンタルケア心理士 精神解剖生理学基礎P71より作成

英単語なども暗記するだけですが、睡眠が記憶を定着させます。

夜覚えて記憶を定着させ、朝復習をするのが理にかなっています。

繰り返す重要性がご理解頂けたかと思います。

けんぼう
けんぼう

一夜漬けの勉強では結果があまりでないのが
こういう理由です。

次はノートはとる?とらない?問題について説明していきます。

方法② ノートを取らない。やるなら図解をつくる。

登録販売者の試験勉強に必要な時間は400時間といわれています。
僕自身が受験したときはノートは作りました。

ただしアドバイスをするとしたら、
全部はとても作りきれないということ。

真面目な人ほどノートを作っているだけで
「覚えたつもり」になってしまうのが危険です。

やるのであれば、図解化することをおすすめします。

去痰薬の成分一覧を図解化した例

上の写真は実際に去痰薬について僕だったら
こんな図解を作るという例です。

去痰薬(たんを切る)には3つの種類があります。

  1. 粘液の出をよくしておしだす
  2. 粘液の粘り気をうすくする
  3. 線毛運動を促進して排泄する

どの成分がどういう機能で効果を発揮するのか
一読しただけでは覚えられないですよね。

こういう時に手を動かして図解を自分で作ると
記憶に残りやすくなります。

また一覧にしてみて気づいたことはありますか?

そう成分名の中に「同じ文字列」がありますよね。

これを共通項として覚えていきます。

これが次のところで説明するところです。

方法③ カタカナを全部覚えるのではなく共通部分をさがす

先ほど去痰薬の例でいくと、

・エチルシステイン塩酸塩

・メチルシステイン塩酸塩

・カルボシステイン

ちなみにシステインははアミノ酸の一種です。

システインというアミノ酸になんかくっつくと
去痰薬になるということがわかれば記憶に残りやすくなります。

他にも必ず試験にでるのが「コデイン類」です。

麻薬性の咳止めなので注意事項も多く毎回試験にでます。

コデインリン酸塩

・ジヒドロコデインリン酸塩

コデイン類出てきたら、

・モルヒネと同じ構造をもつので長期連用・大量服用はしない

・12歳未満の小児には使用しない

・授乳中は避ける

・ぜんそくには使わない

・便秘があらわれる

こんなところを覚えます。

また試験には出ませんが、
「ジヒドロコデインリン酸塩」は「コデインリン酸」よりも
約2倍強力ですが、配合量が約半分のため効果としては同等です。

現場では必要な知識なので一緒に覚えておきましょう。

また鼻炎用点鼻薬(鼻にスプレーするクスリ)で、

アドレナリン作動成分というのがあります。

作用としては鼻粘膜の血管を収縮して充血をやわらげるものです。

アドレナリン作動成分

  • ナファゾリン塩酸塩
  • フェニレフリン塩酸塩
  • テトラヒドロゾリン塩酸塩


こうした法則をテキストを読みながら
見つけていくと記憶に定着しやすくなります。

ただしわかりやすく解説しましたが、
リン」とつくのが全てアドレナリン作動成分ではありません。

例えばリポビタンDでおなじみの「タウリン」は
アミノ酸の一種で全く関係がありません。

例題の3つを覚えておきましょう。

方法④ ごろ合わせは自分で作ったほうが覚える

暗記の勉強でよくやるごろ合わせですが、
僕の場合は先ほど図解と一緒につくります。

自分で作ったゴロ合わせは、

グアイフェネシン

グアヤコールスルホン酸カリウム

上の2つは粘液の分泌促進なので、

「グアーっと粘液を促進する」と覚えました。

出来れば自分で作った方がアウトプットにもなるので
人が作ったものよりもオススメします。

登録販売者の試験はマークシートによる選択問題なので、
薬品名全部を覚えなくても思い出すきっかけがわかれば対応できます。

方法⑤ 実際の商品パッケージや製薬メーカーのHPを見る

第一三共胃腸薬のパッケージ
バランスの良い総合胃腸薬です。

実際に商品から成分を覚えることもあります。


最近はセルフ化にともなって消費者にもわかるように
成分・効能が記載されています。

またネット情報で正しいのがどれか判別が出来ないと思うので、
まずは製薬メーカーのHPを先にチェックしましょう。

意外とみんな公式HPを見ないで間違った情報をとる人が多い。

僕がおすすめする公式HPをご紹介しますね。

まずはエスエス製薬の公式HPです。

「薬・体について知る」のページがわかりやすく、
とても見やすいです。

エスエス製薬公式HP

漢方や生薬のことなら
代表的なツムラさんが見やすいです。

ツムラ公式HP

方法⑥ 通信講座を使えば動画で覚えられる

無料のYouTubeなどでもたくさん勉強できますが、
登録販売者として仕事をするのなら教材の購入をオススメします。

教材の利用をオススメする3つの理由
  1. 他人の健康に関わる情報提供者だから
  2. 体系的に学ばないと判断ができない
  3. 生涯学習が前提なので良いテキストが必要

もしあなたがドラッグストアの登録販売者にクスリの相談をして、

イチかバチか」でクスリを出されたら怖いですよね。

人の健康に直接かかわるという高い倫理観が必要な仕事です。

とりあえず資格だけ欲しいなら構いません。

ただ職業として登録販売者になるなら生涯学習が基本になります。

400時間程度の勉強時間で一人前の登録販売者にはなれません。

あくまでも試験に通過するひとつの目安です。
合格だけならもっと短い時間でも可能です。

大事なことは、

合格したあとも使えるテキストを持っておくこと。

通信講座を選び方については、こちらの記事でご確認下さい。

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方法⑦ 1か月前になったら過去問中心に割り切る

登録販売者の試験は各都道府県によってことなります。

実はこの資格は他の国家資格とは異なる点があります。

ふつう国家資格なら全国どこで試験を受けても問題は同じですが、
登録販売者は各県(各ブロック)によって試験問題が違います。

なんだか不思議な資格ですよね。

試験の時期も早い地区で8月、遅い地区だと12月に実施されます。

同じ地区では試験は1年に1回しかありません。

本試験の直前1か月になったら、テキスト中心の勉強から離れて
試験問題を繰り返し解くようにしましょう。

覚えたつもりがわからなかったということが
たくさん出てくるでしょう。

また問題の形式に慣れておくことで、

本番の試験でも落ち着いて望めます。

特に近年はひっかけ問題が増えているようにみえます。

その点からも実践形式の試験対策が必要です。

最後に勉強の助けになるものをご紹介しておこうと思います。

勉強を助ける商品紹介

大人になってからの資格勉強は時間の確保が重要です。

僕が通信講座をオススメする理由は動画がついてくるから。

車通勤であればDVDを流して音源だけ耳から入れたり、

電車通勤であればスマホからイヤホンで耳からインプットします。

僕が買ったのはこの機器です。

車のシガーソケットから電源とって、
移動中は音源だけ聞いてます。

休みの日は部屋に持って行って、
教材をぶんまわして視聴してます。

今時DVDプレーヤーと思うかも知れませんが




記憶力を高めるサプリメントをお守りにする

僕が登録販売者の試験を受けたのは38歳の時です。

記憶力に衰えが実感として出始めてきたころでしたね。

それまでは自分にはまだ必要ないなと思っていた、
記憶力を高めるサプリとか使って「ドーピングしてでも合格するぞ」

そんなノリで試験勉強中は飲んでいました。

DHAが記憶力に働くという知識はあったので、
お守りのつもりで飲んでました。

DHAのおかげかは分かりませんが、
僕が受けた資格は全て一発で合格できした。

今は記憶力というのではなくコレステロール対策で
毎日飲むようにしています。

完全独学ならどんなテキストがいい?

もし自分がいまから登録販売者の試験を受けるなら
どのテキストがいいか選びました。

実際に自分の復習もかねて一冊買いましたよ。

中央法規 完全攻略登録販売者試験合格テキスト(定価税抜3,200円)
内容もよくまとまっていてよかったです。

オススメする5つの理由

  1. 図解が豊富
  2. 項目ごとに□チェックボックスで進捗確認が出来る
  3. 重要句は赤字で赤い下敷きを買えば目隠しも
  4. 過去問も120問掲載されている
  5. 大判で重いが読みやすさは抜群

自分で受験したときは別のものを使いましたが
当時これがあったらもっと楽だったでしょうね。

まとめ

登録販売者の試験勉強は短い人でも3か月程度、長い人では半年以上と
長丁場のためモチベーションの維持に工夫が必要です。

どんなに疲れていてもテキストを1ページだけでも読むとか、
過去問を3つだけでも解くなど毎日情報に触れることが大事です。

何度も読み返しているうちに、よく出てくる成分は決まっていることに
気づくようになります。

初めて見る文字の意味を覚えるよりは、
何度か見たことがある文字の方が覚えやすいです。

初めて受ける方も、再チャレンジの方も
次の本試験で合格されることを願っています。

こちらの記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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