ぶっちゃけ登録販売者ってどうなの?デメリットと対策に答えます。

けんぼう

今回は登録販売者についてぶっちゃけます。
デメリットもちゃんと公開して、
対策もあわせて提案します。

最近は未経験から登録販売者の資格をとって、面接に来る方が増えました。

異業種の方にとっては、登録販売者の実務はわからないですよね。

こちらの記事を読むとおおまかな仕事内容を理解できるようになります。

この記事を読んでわかること

  • 登録販売者の仕事内容
  • 登録販売者のメリットとデメリット
  • デメリットの対策

関連記事もかなり多くなってしまいました。

こちらの記事にざっと目を通してから、必要な関連記事をご覧になるのがいいと思います。

では最初にいきなりですがデメリットからふれていきます。

目次

登録販売者のデメリットと対処法

資格をとったのに雑貨担当ということも。
僕は雑貨も好きなので嫌ではありません。

まずは登録販売者をとったばかりのころによく感じる、「デメリット」とその対処法について説明してきます。

ひとくちにデメリットと言っても、

会社店舗によって格差がある。

店長によって格差がある。

会社や上長によって格差が大きいのが実情です。

一般的に店舗格差が多い事例について見て行きましょう。

店舗によっては雑務ばかりになる3つのパターン

各店の人員数や資格者数により、
新人の登録販売者へ求められることが変わります。

新人に接客の仕事はまわってこない

最初は雑務が多いということですが、逆に新人の側も最初から医薬品を売れといわれても困りますよね。

接客して売れるようになるには時間が必要です。

では仕事内容でよくあるケースでご説明します。

ケース1 レジばかりの店も

よく聞く相談でせっかく資格とったのに、
最初はレジばかりというもの。

この場合は2つの対処方があります。

レジばかりを脱出する方法

  1. 管理者要件を取得して、転職をする
  2. 管理者要件を取得して、同じ企業で移動の打診をする

登録販売者は管理者要件をとらないと
自分の意見が通すことが難しいです。

管理者要件を取るまで勉強をしながら、
職場環境を見て転職か移動を願い出てもいいでしょう。

同じ会社でも店舗によっては資格者が足りていないことがあります。

管理者であれば「移動願い」もすんなり通ることがあります。

あとドラッグストアは出店も多いので、
オープニングスタッフに応募するも良い作戦です。

もし転職しかないなと感じた方は、
ドラッグストア大手10社の雇用条件の比較記事を参考にして下さい。

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研修生とはいえ資格者には有利に働きます。

あとはレジといっても対面式のレジであれば、レジで接客するチャンスはあります。

むかしのドラッグストアは全て対面レジでした。

スーパー式のスルーレジの場合だと、
客数が多い場合にレジで接客はむずかしいですね。

ただし法律上の解釈ではレジも販売行為になります。

レジ担当でも実務経験にカウントされるので無駄になりません。

では他の不満はなんでしょう。

ケース2 医薬品以外の担当をさせられる

こちらもレジ同様に医薬品ではなく、
雑貨や食品の担当を任されることです。

通常のドラッグストアでヘルス担当は、
薬剤師+登録販売者の2名体制くらいのところが多いです。

多くても3人かなと思います。

そうなると新人は別のカテゴリーをもつことが多くなります。

社員でさえ新人の時は雑貨や食品から入ることが多いです。

ただし食品担当であってもドラッグストアに勤めてるだけで、実務者経験の期間に計算してもらえます。

何の担当でもドラッグストアにいれば実務経験になる

まずは管理者になるまで辛抱が必要です。

ケース3 薬剤師さんがいて出る幕ない

薬剤師さんが常駐してるドラッグストアの場合は、なかなか登録販売者まで接客はまわってきません。

実はこれが以外と難問です。

この対処法は薬剤師さんが帰った後の夜勤務のシフトに入ること。

薬剤師さんがパートの方であれば大抵は、
19時~20時ころには退社されます。

その後の薬剤不在のシフトに入って、接客を行うのが一番てっとり早い方法です。

ここで管理者という意味をまだ知らないという方のために、簡単に説明だけしておきましょう。

もう知ってるという方は、飛ばして頂いて大丈夫です。

勤務時間数が足りないといつまでも研修生

登録販売者は他の資格と異なり合格しただけだと、研修生の扱いになります。

研修生は薬剤師や管理者資格をもつ登録販売者のもと、医薬品の販売が可能になります。

同じ時間に同じ職場に管理者が必要ということです。

管理者になるためには、
5年間のうち2年間以上かつ1920時間の実務経験」が必要です。

この5年間は今この時から数えるので、試験を受ける前の勤務時間も加算できます。

だからレジだろうが品出しだろうが実務経験になる。

ちょっとおかしな感じがしますが、今の基準でそう決めれています。

2年以上という条件があるので、1年で1920時間を満たしても権利は発生しません。

詳しく見たい方は東京都の福祉保健局のHPをご覧ください。
以下にリンクを貼っておきます。他県でも制度は同じです。

東京都福祉保健局 登録販売者制度の変更について

人に役に立つには生涯学習が必要

医薬品の成分や病気の知識などは、日進月歩で常に新しい情報が出てきます。

忘れないための勉強ではなく、常に最新の情報にアップデートする必要があります。

そのため登録販売者には、「年間で12時間」の外部研修が義務付けられています。

企業にお勤めの方であれば、通常会社の経費で受講します。

そもそも普段から勉強をしないと、お客様からの質問に答えられません。

なんの仕事でも専門分野については勉強が必要ですし、特別デメリットではありませんね。

会社によっては販売ノルマがきつい

ドラッグストアは小売り業です。

これは会社によるんですが一部のドラッグストアでは、会社で定めた推奨品に対しての販売ノルマがあります。

これが時にめちゃきつい。

一方であまりノルマを定めてない企業もあります。

現在ノルマ達成で苦しんでいる方がいたら、こちらの記事を参考にして下さい。

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サービス業全体に言えるけど土日は出勤が多い

デメリットの最後にサービス業全体に言える、土日・祝日勤務があります。

慣れると平日休みはどこも空いていて楽だなと感じます。

逆に月から金までの「5連勤ってしんどくない?」というになります。

ですので対処法は特になく、慣れるとこっちのほうが良いという感覚に変わります。

登録販売者のメリット

ここまでさんざんデメリットをあげてきたので、登録販売者のメリットをご紹介しましょう。

いいことも沢山あります。

最後まで見て判断して下さいね。

資格が活かせる職場が増えている

現在は登録販売者の受験者も年間で5万人~6万人もの方が
受験し、約4割(2万人強)の方が資格者となっています。

その背景にはドラッグストアの出店競争と
異業種で医薬品を扱う店などが増えてきたことがあります。

受験に関する要件が撤廃され、
誰でもが受験できるようになった制度変更も大きな原因です。

勤務先の拡大と受験窓口の拡大があわさって
今登録販売者へのニーズが高まっています。

ドラッグストア以外の勤務先にも興味のある方は
こちらの関連記事を参照して下さい。

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給与・時給・手当で優遇される

登録販売者は一般従事者より、給与面(時給や手当も含めて)優遇されています。

仮にパートさんが遅番シフトに入ると

22時以降深夜割増 5割増
登録販売者給 30円~40円/h
管理者手当 月3千~1万円

手当は企業によりかなり差があります。
就活をするときは複数企業の条件をしっかり比較しましょう。

市販薬の知識は自分や家族の役にも立つ

今ではネットでいろんな情報があり、一般の方でもかなり知識はもっています。

でも実際に接客をしていると、薬の間違った選び方にも気づくことが多いです。

登録販売者としての知識は自分の体にはもちろん、ご家族の健康にも大きな助けになります。

そういう意味で実生活に役にたつ資格といえます。

ヘルスケアの他の資格をとるときに基礎知識が役立つ

世の中には登録販売者以外にもいろいろなヘルスケアの資格があります。

例えば僕は今メンタルケア心理士の受験勉強をした際に、人体の構造はおさらい程度で済むので楽です。

クスリの成分なども勉強するときも、抗コリン薬と聞けばああ「そういうことね」という感じです。

他に漢方やサプリメントの民間資格も、知識として共通する部分も多いです。

接客数が増えるのでコミュ力がアップする

ドラッグストアといえば薬剤師さんですが、接客を苦手としている人も多い。

それに比べ元々販売員の登録販売者は、コミュニケーションが上手だったりします。

あとは知識を深堀して自信をつければ、接客の数をこなすほどスキルが上がります。

またセールストークの勉強は別にした方がいいです。

営業マンが読むような本を探して読むといいですね。

せっかくなのでひとつご紹介しておきましょう。

世界一の営業マンとして有名なジョー・ジラードの書籍です。
以外と安いので1冊手に入れておきましょう。

単調作業だけないクリエイティブな仕事が出来る

雑貨や食品はドカンと積んでデカPOPをつければ、商品力で勝手に売れます。

しかし医薬品は積んだだけでは売れない。

よほどのヒット商品やCMがハマらないと新商品はすぐ売れない。

売れない理由は簡単です。

具合の悪いときに、知らないものには手を出さないからです。

ですから一般の方は実家の救急箱に入っていた常備薬から選ぶ方が多いです。

ですから登録販売者がきちんと効能効果を説明し、より症状にあった商品を選んであげる必要があります。

説明が不十分だと本来効くはずの医薬品の効能が、実際より落ちてしまうことが知られています。

登録販売者に向いている人

僕は登録販売者として10年、資格化される前から数えると通算で20年以上ドラッグストアで勤務してきました。

たくさんの後輩を育ていると、
登録販売者に向いている人がわかってきました。

あくまでも僕の私見になりますが、
こんな方が登録販売者に向いていると思います。

けんぼうが考える登録販売者に向いている人

  • 人と話をするのが好きな方
  • 新しい知識を習得するのが好きな方
  • 単純作業よりクリエイティブな仕事が好きな方
  • 人の役にたちたいと思っている方
  • 後輩に育成や教育など世話好きな方

これら全てに当てはまらなくても、どれかが当てはまる方は、
登録販売者に向いていると思います。

僕は登録販売者の資格をとって良かったと思っています。

中にはまだ資格をとってからうまくいってない人もいるでしょうから、
どうしたら前向きに取り組めるか記事を作成したことがあります。

登録販売者の資格をとって良かったと思う働き方

こちらは有資格者になってから前向きになれる考え方、
働き方をまとめた記事になります。

資格をとったけど理想通りいかなくて
悩んでいる方はぜひ読んで下さい。

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3~6か月の準備期間で合格可能

では試験を受けて見たい方に向けての情報です。

実際に試験に合格するまでの勉強時間はどのくらいでしょうか?

これは1日の勉強時間にもよります。
1日4時間以上とれるなら最短で3ヶ月で合格することも可能です。

社会人の方だとせいぜい1日2時間がやっとだと思うので、
4ヶ月〜6ヶ月の準備期間が欲しいところです。

試験は毎年9月〜12月で都道府県単位で時期が異なります。

試験受けてみようかなと思った方へ

こちらは試験対策で一度落ちてしまった方向けに書いた記事ですが、
大部分は初めての受験にもつかえる勉強ノウハウです。

次回は受けてみようと思った方は、事前に読んでおいて下さい。

近年は試験問題が難しくなってきているので、
油断すると試験に落ちます。

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また独学で勉強するにしても、通信講座を受けて
より合格に近づきたい方はこちらの記事をどうぞ。

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まとめ

ここまで読み進めて頂いてありがとうございました。

今回は登録販売者の仕事のデメリットについて、かなりぶっちゃけた内容になっています。

しかしデメリットメリットは表裏一体の関係になります。

例えば「やる事が多い」は単純作業が苦手な人にとってメリットになるなどです。

ご自分の性格的な特長を振り返って頂いて、
より登録販売者を目指す方が増えれば幸いです。

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