扶養で働くママさんに朗報!登録販売者の実務経験の要件が緩和されました


せっかく資格とったのに

「扶養の枠があって月80時間なんて出れないよ・・・」


そんなママさん登録販売者の方に、
正規の登録販売者になるチャンスが来ています。

こちらの記事はまだ改正内容をご存じない方のために
緩和された内容について解説をしています。

こちらの記事を読むと登録販売者の実務経験や
緩和された要件のことが理解できるようになります。

正規の登録販売者になるとシフトでも有利になるため、
今までよりも働きやすくなります。

けんぼう
けんぼう

正規の登録販売者なら社員登用や転職でも有利です。
損をしないためにどんな内容かは把握しておきましょう。

この記事を書いている「けんぼう」はこんな人

  • 現役のドラッグストア店長
  • 店舗の管理登録販売者
  • 保健所対応や申請も経験済み
  • 採用や店舗シフトなど実務経験30年以上
目次

知ってる?2021年8月に実務経験の要件が緩和されました。

2021年8月1日から登録販売者者の実務経験の要件が、
以下のように変更になりました。

知ってましたか?

新制度(抜粋)赤字が変更要件です

過去5年間のうち
月あたりの時間数に関わらず
従事した期間が通算2年以上あり、かつ
過去5年間のうち、合計1,920時間従事した場合

要点をまとめるとこんな感じです。

この後がっつり深堀して解説をしますが、
月80時間のしばりが撤廃されています。
これがパートさんには大きい!。

5年かけて1,920時間をこなせば正規の登録販売者になれます。

要約したとおりですが、原文で詳細を確認したい方は
以下に厚生労働省のリンクを貼っておきます。

★改正内容の詳細(厚生労働省HP

「ここが変わった」要件緩和のポイント

旧制度新制度
対象期間過去5年間過去5年間
月当たり80時間以上制限なし
対象月24か月以上24か月以上かつ
合計時間数1,920時間以上1,920時間以上
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法
律施行規則の一部を改正する省令の施行等について」より作成

通算で2年以上必要な条件は今までと同じ。

いずれも連続である必要はありません。

仮に1年で1,920時間をこなしても要件は満たせないです。

ただし薬剤師や正規の登録販売者がいる店舗に勤務していると
試験前の勤務期間も合算出来ます。

他の資格と一番異なるのがこの合格の、
実務経験がカウントできるということ。

要件緩和による3つのメリット

僕は実務経験が緩和されたことのメリットは
3つあると思っています。

  1. 扶養の範囲で正規の登録販売者になれる
  2. シフトのローテが組みやすくなる
  3. 社員登用などへの道が開ける

まずは月80時間が撤廃されると扶養で働くママさん達でも、
正規の登録販売者になることがカンタンになります。

次に現場で正規の登録販売者が多ければ
交代で有給をとったりシフトが組みやすくなります。

最後に子育てが落ち着いたころに社員登用や、
ロングでのシフト入りに有利に働きます。

次はわかりにくい「実務」と「業務」の違いについて
説明していきます。

「実務」と「業務」の違いについて

カンタンに言うと

  • 「実務」・・・合格の勤務
  • 「業務」・・・合格の勤務

1,920時間とは「実務」と「業務」の合算です。

ここで「試験の実務って何?」という疑問がわきますよね。

次は実務について説明していきます。

実務経験の内容

「実務経験」・「業務経験」は薬剤師や登録販売者の管理の下に、
薬事にかかわる業務をこなした時間数のことです。


実務内容(期間内に薬剤師又は登録販売者の管理・指導の下で行われた実務)

  • 主に一般用医薬品の販売等を補助する実務又はその内容を知ることができる実務
  • 一般用医薬品の販売時の情報提供を補助する実務又はその内容を知ることができる実務
  • 一般用医薬品に関する相談があった場合の対応を補助する実務又はその内容を知ることができる実務
  • 一般用医薬品の販売制度の内容等の説明の方法を知ることができる実務
  • 一般用医薬品の管理貯蔵に関する実務
  • 一般用医薬品の陳列広告に関する実務

実務従事証明書より抜粋

実務の場合は資格の取得前なので直接販売はできません。

ですが販売の意味にはレジ打ちも含まれます。

また「使用期限のチェック」を手伝ったり、
リスク区分毎の陳列方法の違いだったり内容を把握することはできます。

「陳列」を手伝ったり、「広告のPOP貼り」も実務経験になります。

わかりましたか?

なんだ「通常業務じゃん」と思うかもしれません。

そうなんです。ふつうのことをするだけです。

カンタンでしょ。気張る必要はありません。

では「業務」とはなんでしょうか。

業務経験の内容

業務経験の方は合格後の業務になります。

比較的わかりやすいです。

業務内容(期間内に薬剤師又は登録販売者の管理・指導の下で行われた業務)

  • 主に一般用医薬品の販売等の直接の業務
  • 一般用医薬品の販売時の情報提供業務
  • 一般用医薬品に関する相談対応業務
  • 一般用医薬品の販売制度の内容等の説明業務
  • 一般用医薬品の管理や貯蔵に関する業務
  • 一般用医薬品の陳列や広告に関する業務

業務従事証明書より作成

業務になると直接の相談・販売になります。

違いといえば研修生のうちは同じ勤務時間に薬剤師や正規の登録販売者の
方が勤務している必要があります。

シフト上かぶせる必要があるため、
店舗からすると人件費が問題になってきます。

逆の言い方をすると「正規の登録販売者」になれば
営業をまかせられるのでシフト上有利に組まれます。

今月は売上が厳しいから労働時間を削減しましょうと
なったとき、無資格者から時間を削っていくからです。

正規の登録販売者になるイメージ

言葉だけだと実務だ業務だとわかりにくいので、
イメージしやすいように図解化をしました。

上の図を見ていただいて今後のご自身の計画や
予定を考えてみて下さい。

もしあなたがドラッグストアなど未経験で、
登録販売者の仕事内容を知りたい場合はこちらの記事が参考になります。

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最後によくあるご質問についてお答えしていきます。

よくある質問

Q、販売従事登録は複数県で出来ますか?

A、従事登録は1つの都道府県でしか出来ません。

(登録販売者としてのダブルワークは出来ません。)

Q、他県に引っ越したら再登録が必要ですか?

A、再登録の必要はありません。管轄の保健所に申請するだけです。
(保健所への申請は管理者や会社でやってくれます)

Q、有給休暇分は勤務実績に入りますか?

A、有給休暇はカウントされません。

Q、店舗から本社勤務に移動になりましたが業務経験に入りますか?

A、現場での勤務実態がないので反映されません。

Q、いちど正規の登録販売者の要件を満たしたら永続されますか?

A、永続ではありません。常に過去5年に1,920時間の実態が必要です。

まとめ

登録販売者の資格は比較的あたらしく、
制度の改正が何度か実施されています。

以前は受験するのにも要件がありました。
今では受験資格は撤廃され、誰でも受験することができます。


背景にあるのは年々増える医療費の問題です。

国として医療費の高騰を少しでも抑えるため
セルフメディケーションへの流れを推進しています。

自分の体調はある程度自分で管理して下さい。
市販薬で済むことならそうしてくださいというころです。

登録販売者の制度はそんな事情からできた資格です。

今回の改正は資格者にとって有利に働きますので、
頭の片隅に入れておきましょう。

会社にだまされないように自分の権利のことは
知っておいて損はないです。

今回の記事が皆様のお役に少しでもたてれば幸いです。

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