店長の給与水準が低いなら労働生産性を上げるしかない!その方法を紹介。

店長の給与水準が低いなら労働生産性を上げるしかない!その方法を紹介。

リテールマネジメント

労働生産性が低い会社では、
従業員の頑張りが成果に結びつきません。

実際に私は営業利益率が6%の会社と、
3%の会社両方に在籍したことがあります。

両社の違いは仕組みやシステムであって、
社員レベルに差は感じませんでした。

生産性の低い会社は、給与水準が上がりません。

実務レベルで生産性の改善を行ってきた経験から、
生産性の上げ方やとツールやサービスについてご紹介していきます。


労働生産性が低いままでは一生給料は上がらない

労働生産性とは言葉で説明すると、
「投下した労働量」で「どれだけ成果をあげたか」という事になります。

生産性の低い職場を放置するということは、
ずっと給料が上がらなくても我慢しますということです。

仮にも役職のついた人たちであれば、
現場での相違工夫や経営陣に対して起案するなど
行動を起こさなければ所得は増えません。

計算の仕方は後ほど解説しますので、

利益区分表

売上高から売上原価を差し引いて、売上総利益を求めます。
一般的に粗利益(荒利益)と同じことです。

売上総利益から営業に必要な経費を引いて、営業利益が出ます。

これを表しているのか次の表です。

売上高
(-)売上原価
①売上総利益
(-)販売費+一般管理費
②営業利益
営業外損益
③経常利益
特別損益
税引前利益
法人税
④当期純利益

販売費とは販売に掛かった費用のことで、

  • 販売手数料
  • 荷造費
  • 運送料
  • 広告宣伝費
  • サンプル代
  • 保管費
  • 人件費

一般管理については、本社費・事務費用などを店舗に割り振ったものです。

店長として管理できる重要な指標は「営業利益」になります。

優秀な店長とは最小の経費で営業利益を達成させる人の事です。

労働生産性の向上策

店長がもっともコントロールが可能なのが経費です。

経費の中にはロス・在庫・人件費・水道光熱費などがあります。
営業利益を確保し生産性の向上に管理は不可欠です。

労働生産性の計算方法

物販における労働生産性の計算方法について説明します。

通常従業員一人あたりの粗利益高で計算を行います。

労働生産性=粗利益高÷従業員数

これだけでは中身がわからないので式を展開します。

労働生産性=①(粗利益高÷売上高)×②(売場面積÷店舗従業員数)×③(売上高÷売場面積)×④(店舗従業員数÷全人員数)

①売上高で粗利益高を割るので、粗利益率です。

従業員ひとり当たりの守備範囲といいます。
(パート・アルバイトは8時間換算)

③坪あたりの売上のことで、坪効率という。

④会社全体の労働生産性を計算するのもの。

中小企業の労働生産性の数値的な基準については、
中小企業庁でデータがあるので参考にして下さい。

第3章 中小企業の労働生産性

売場の人数を減らす事が出来れば労働生産性をあげる事が出来ます。

専門店の場合で人を減らせられないのであれば、
坪効率の方をあげる施策が必要です。

ひとつひとつの式を吟味して、
どうすれば良いのかを検討してください。

粗利益率を確保することが大切

店長は粗利益率を意識して、商品を販売しなければいけません。

そのためには粗利益率の良い商品を工夫して売っていくという事です。
PB(プライベートブランド)商品の拡売などで原価率を下げることです。

もうひとつは、ロスを管理することです。

通常の店舗ではロスは2~3%ほど発生していると言われています。
チェーン店の店長は原価交渉出来ませんから、ロス対策が重要な利益対策になります。

ロスのチェックリストを作成したので参考にして下さい。

1商品ロス品質管理の失敗、売れ行き不足
2見切りロス仕入れ計画のミス・在庫過多
3値入ロス値決め・値ごろ感のミス
4販売ロス補充が間に合わない
5品切れロス商品確保・数量計画のミス
6返品ロス過剰仕入れによる返品作業
7廃棄ロス賞味期限切れによるロス
8特売ロスプライシングのミス、値引き額の調整ミス
9検品ロス数量チェックもれ
10加工ロス加工時に作業ミスによるロス
11万引きロス自社従業員も含む
12破損ロス開封時に雑に扱う、品出し時の破損
13PRロス宣伝不足による機会ロス
14作業ロス時間管理にミスよるムダな労働時間
15釣銭ロスレジでの違算金

ロス管理をいくらしても、賞味期限のある食品にロスはつきものです。

訳アリ商品を出品できる便利なサービスもあるので、ご紹介しておきます。

【ロスオフ】でフードロス支援!

従業員ひとり当たりの売場面積を広げる

人は減らしても作業量は減らないので、
作業計画を合理的に作成する必要があります。

部下の勤務計画・作業計画・無駄な作業のカット見直しが必要になります。

はじめにやることは店舗レイアウトに担当者の割り振りを
することから始めましょう。

スタッフをチームに分けレイアウト上で持ち場を決める

またシステムで対応出来るものは、
人からシステムによる自動化もすすめるべきでしょう。

1日の作業割り当て表の作成

店舗の従業員の作業割り当て表を見て下さい。
現状の単位はどうなっているでしょうか?

1時間単位もしくは30分単位ならば、
10分~15分単位に変更をしましょう。

慣れないうちは少しきゅうくつに感じるかも知れませんが
従業員の時間感覚を変えていく必要があります。

道具があれば効率出来ないかを考えましょう。

台車の台数やコロ車、カット台など設備数が不足して
ボトルネックになっているのであれば改善します。

初期費用は若干かかりますが、
作業効率でペイ出来ると判断できれば導入するべきです。

坪あたりの効率を上げる

坪効率は売上高を売場面積で割って求めます。

式を更に展開すると

売上高÷売場面積=(商品在庫高÷売場面積)×(売上高÷商品在庫高)=坪あたり在庫高×在庫回転率

例えば坪在庫が10万で在庫回転が30回転なら
坪効率は300万になります。

在庫が15万で20回転でも坪効率は同じ300万と変わりません。

ここまでくると経営的な話になりますが、
自社の他の店舗との比較により自分の店舗の位置を確認しましょう。

人事(にんじ)生産性とは

労働生産性をあげるのに、総労働時間で粗利益高を割って求める方法もあります。

現場でも簡単に計算が出来ます。
人事生産性と書いて(にんじせいさんせい)と読みます。

2015年中小企業庁の調べでは小売業の時間当たり、3548円/1hが平均です。
自分のお店の数値を計算して、業過平均や自社の他の店舗と比較をしましょう。

労働生産性をあげる具体的なアイデア

経費の単価を見直そう

営業利益を確保するのに、最初に取り組むのが出ていくお金の管理です。
経費を削減できれば、同じ粗利益でも営業利益は増加することになります。

額は小さいですが簡単なところから始めましょう。

例えばコピーの印刷コストなどです。

かつては裏紙の使用などで削減していました。
最近は情報保護の観点から、難しくなりましたよね。

ちょっとした設定のミスで、プリントミスを大量に発生するものです。

こちらはプリンタドライバを変えるだけで、プリントミスを防ぐソフトがあります。

お試しの無料版もありますので、一度無料版で確認してから導入も決められるので、
コピー機をよく使う方は一度確認してみて下さい。

時間管理・手数を減らす工夫を

作業の標準化をすすめ計画的な作業割りあてを行います。

店全体の時間管理と、個人の時間をワークスケジュールによって管理します。

管理の基本単位は10分単位でスケジューリングを起こっていきます。
なれないと窮屈に感じるかも知れませんが、協力をもらってすすめます。

作業の合理化をすすめる

作業そのものはなくなる事はありません。

人手を出来るだけ機械・器具・設備に置き換えるようにします。
最近普及し始めたセルフレジなどは代表的なところです。

定型業務で人でなくても出来る事がないか洗い出しをしましょう。
専門業者を利用してアウトソーシングも検討して下さい。

中小企業のその業務自動化します。【RPA】

接客の手数を減らせないか

商品の展示の工夫によって、セルフ販売がにする方法を考えましょう。

見本品の展示の仕方やPOPの工夫、SNSを利用した販促が出来ないか。

わざとメチャくちゃ売る日を決める

集中販売する日を意図的に設定しましょう。
決めた日に人や資源を集中し通常日の何倍も売って下さい。

例えば得意のお客様に事前に、
いつセールを行うか事前告知を行いその日に来て頂くのです。

そして特典をつけて限定販売を行うようにすると、
売上も自分でコントロールできるようになります。

関係のない日に人数と接客の手数を減らせば良いのです。

作業割り当ての作成が全てのカギ

作業割り当てとはひとりひとりの作業時間を
時間帯ごとに明確にすることです。

これを毎日作成するのが店長の重要な作業管理になります。

たまに店長は働背中を見せようと、
人一倍汗をかいている店長は本質的ではありません。

合理的な人員配置が出来るよう訓練しましましょう。

シフト作成に有効なツールの導入を検討する

シフト作成は店長にとって大事ですが、手間のかかるものです。

それぞれの希望をメモでもらって、
出勤日の調整など事務的にすごく時間がかかりますよえn。

株式会社クロスビットで行っている
「らくしふ」というLINEでのシフト管理が便利です。

月のシフトを見える化することにより、
月間200万の人件費を削減した企業もあります。

資料請求はもちろん無料で出来ますし、
無料で機能を試すことも可能です。

月3300円~利用可能です。
数千円でシフト管理に苦労から解放されます。

LINEで簡単シフト管理クラウド【らくしふ】

また現在では副業をする人材が年々増えています。

1か月単位の契約で報酬を支払えば、即戦力の副業人材に働いてもらえるサービスです。

無料会員登録はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました